ますます!みなみさつま、シリーズ3回目の投稿です!
前回に引き続き、南さつま市の人口について。
今回は年齢別人口を見てみたいと思います!
「統計南さつま」には、こんな表が載っています。
5年ごとの国勢調査のデータを基に作っているようです。
平成12年から平成27年までの男女合計の人数を抜き出して、グラフにしてみました!
平成27年のグラフでいえば、60代の山の辺りが「団塊の世代」ですね。
どの年も、20~25歳でガクンと減っているのが分かります。
18歳で高校を卒業した子どもたちが、市外へ流出しているのだと思われます。
進学だったり、就職だったりするんでしょうね。
私も高校卒業後に県外へ進学したので、その中の一人です。
卒業後の進路状況も載っていました!
(南さつま市内の学校分だけなので、川辺や枕崎、鹿児島等の高校へ通っている子の分は分かりませんが。)
平成28年3月31日現在では、8割以上の子が進学しているみたいですね。
鳳凰高校から鳳凰高校の専門課程へ進学する子もいると思いますが、
高校を卒業して進学となると、南さつま市には専門学校も大学もないので、
外に出て行かざるを得ないですもんね。。。
進学や就職で市外に出た子どもたちが「いずれはUターンしたい!」と思えるような街にしていきたいですよね!
次に、平成12年~平成27年の年齢別人口を合わせてグラフにしてみました!
グラフの左半分は年を追うごとに減ってきて、右端の方は年々増えている。
子どもの数は減り、高齢者は増える。少子高齢化ですね。。。
でも、意外だったのは0~4歳、30~34歳の減り幅がそんなになかったこと。
他の年代ではかなり差があるところがあるのに。
これにはちょっと希望が持てました。
30代前半っていえば、子どもを産む世代ですよ。
この世代がそんなに減っていないのであれば、
もしかすると少子化は食い止められるかもしれない。
「統計みなみさつま」には、1人の女性が何人の子どもを産んだのか?という
データは載っていなかったので、そこも気になるところ。
でも、要因はそれだけではないだろうし、そう簡単なことではないのかもしれない。
1人の女性が産む子どもの数が減っているのか、
そもそも結婚しないで独身の人が増えているのか。
ちょっと掘り下げて考えていく必要がありそう。
それにしても、数字だけ並んでいてもよく見えないものが、
グラフにするといろんな発見がありますよね!
これが数学の面白いところ。
ちなみに棒グラフの学習するのは小学校3年生。
子どもと一緒に「統計南さつま」を見てグラフを描いてみると面白いかも!
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